ちりも積もらせ資産運用

ちりも積もらせ資産運用

株やポイ活などの資産運用で地道に収益をあげ,将来のセカンドライフ(またはセミリタイア)に対応できる資産形成を夢見て生きる四十雀夫婦の物語です。また、皆様の生活のお役に立つようなお得話(?)も書く予定です。

副業考その4(副業考・令和3年6月)

 こんにちは、四十雀です。
 
 今回の副業考のキーワードは「山」、山に関する副業の可能性を少し考えてみたいかと思います。

 前に書きましたとおり、今の時代、山で採れる山菜を買い取る業者が存在しているところ。

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 古い時代、山間部に住む人々のうち、農作業をするのが難しい年代の方々などは、山々に分け入り、そこで収穫できるワラビやゼンマイなどを収穫・加工し販売、それなりの利益を得ていたのだと言います。

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 また、山菜だけではなく、沢に棲むイワナ等の魚も面白いように釣れ、それをやはり加工して収入の糧にしていたのだとも言います。

 このように、自然の宝庫・山は同時に、副業のヒントになる・・・のかな、等と勝手に考えてみましたが、正直なところ、かなり現実的な話ではありませんね笑

 そもそも、ワラビやゼンマイなどの山菜を本気で収穫する場合、かなり深い山中に分け入る必要があります(昔は専用の小屋に寝泊まりしていたのだといいます。)。安全性に不安がありますし、また、昨今では、山の所有者らの設定した入会権の関係で、部外者が入ることはNGな場所が多くなってきています。

 また、イワナを釣るにしても、ほぼほとんどの河川に漁業権が設定されているので、鑑札を買う必要があることと、現在の河川でそこまでイワナが釣れる程の自然が残されているか正直怪しい所です。

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 なお、「山」、「収益」で思いつく副業に、「猟師」が挙げられるかと思います。
 無論、専門的な猟師もいますが、大抵の猟師は、それ以外に本職のある、言わば「副業」に属するものだと思います(いわゆる「マタギ」という猟師達も、農閑期の冬に狩りを行っていました。)。

 実はこの猟師、昔は結構な収益になったそうです。
 と、いうのも、戦前の話ですが、軍における毛皮の需要が多く、米俵が一俵4円の時代に、ムササビが7円、テンが35円で取引されていたのだとか。

 もっとも、今ではそのような需要はなくなり、猟師の数も年々減少傾向にあります(ジビエ専門の猟師の収益も、設備投資等をした割りにはあまり良くないと聞き及んでいます。)。

 ・・・と書くと、何だか「山」に関する副業が出来るのか出来ないのかよく分からない話になってきてしまいましたが・・・何かこう、我々に「ヒント」を与えてくれているような感じがしています。

 こういった過去の情報等も何か今後の参考になるよう、アンテナを広げて色々と考えて行きたいと思います。