定年退職後の稼ぎ方は今から考えたい(雑日記・令和3年4月)
こんにちは、四十雀です。
さて、私はまだアラフォーなので、定年退職はもうしばらく先の話。
ただ、今現在は会社の規定で定年退職は60歳と定められていますが、恐らく私が定年退職を迎える頃にはそれが引き上げられ65歳くらいになり、さらに年金受給時期も伸びているのだろうな・・・と常に不安を抱いています。
全くこの国は、どれだけ社畜を増やすことを推奨しているのか・・・と、未来に対して少し絶望を感じてもいるところ。
そして、仮に無事に定年退職出来たとしても、「老後資金」を稼ぐべく、また働きに出ないとならない可能性もどうやら高いみたいですね。
60歳、いや、65歳で定年退職を迎えた場合、どんな仕事をして稼ぐことができるのか、そんなことが書いてある記事を見つけました。
う~ん、なかなか考えさせられる記事でだと思います。
私は正直、人付き合いがかなり苦手なタイプ、今も会社(=組織)というコミュニティの中で人間関係を維持しつつ仕事をすることに多少苦痛を抱いている人間なので、定年退職後も組織勤めをするのはかなりきついかな・・・と感じています。
よって、出来るなら再雇用自体は避けたいですね(ただ、将来的に65歳定年退職が普通になった場合、そこからさらに再雇用というものがあるかは疑問ですが・・・。)。
そうなると、シルバー人材センターやシニア向けのアルバイト辺りを視野に入れる必要があるのかな、等と思いますが・・・。
仮にシルバー人材センターの事業内容を見ていただければ分かるとおり、定年退職した人間が経験のないままいきなりその事業内容の作業を出来るか、というと、そんなことはないと思います。
例えば、草刈り一つにしても、経験がなければ草刈り機を扱うことは難しいと思います。
また、私も昔、アパートを引っ越しする際、シルバー人材センターに、障子の張替えを頼んだことがありますが、若い頃に出来ないことを歳を取ってから出来るとは到底思えません。
私はデスクワーク主体の人間ですが、思いますに、デスクワーク中心の人間ほど潰しが効かない、つまり他種の仕事や新しい仕事に向かない人種はいないと思います。だって、デスクワーク以外、何がやれるか、と聞かれたら何もできません。
実はそれを証明するかのように、私の会社では、ここ数年、定年退職後再雇用の道を選択する人が多くおります。
それはつまり、他に稼ぐ方法がないことを裏付けているものだと思います。
だから、デスクワーク主体の人間が仮にシルバー人材センターに登録を希望した場合、同じようなデスクワークを希望することになるのでしょうし、多分私もそうするのだと思います。
しかし、現実的にその手の仕事は競争倍率が高そう(かつ数が少なそう)ですし、また、優秀な人材が先に採用され、私のような凡人はあぶれること間違いないと思います。
それならどうしたらいいのだろうか。私自身も再雇用の道を選択した方が良いのか(そもそも、私の定年退職時に再雇用という概念があるかは知りませんが。)。
これは私自身の考えですが、今のうちから、デスクワーク以外のことを出来るスキルを身に着ける、それが一番良いのではないかと思います。
上記したように、私はかつて、住んでいたアパートを退去する際、障子の張替えを頼んだことがあります。
この手の作業案件は生活する上で発生することが予測されますが、しかし、私の世代や私の下の世代で、自分で出来る人、やろうとする人はかなり少ないと思います。
このような、シルバー人材センターなどの業務のうち、将来的にも無くならなさそうな業務のスキルを、今のうちから手にしておく・・・ということも必要なのではないかと考えています。
私的には、今のうちから機械を使った草刈りや農作業、庭木の剪定辺りが向いているのかな? と思っています。
今更、将来に向けた「資格」という名のスキルを身に着けられる程頭は良くなく、また気力もありませんし、その手のスキルを活かすには組織に身を置かなければならないため、私にはあまり向きませんが、上記のような技術的なスキルは、自分の生活にも必要なものですし、それを活用する場は組織のような場所ではありません。
漫然と生活するだけではなく、どのようなことが将来に繋がるのか、そのような視点から日々生きてスキルを身に着ける習慣を付けたいところです。