ちりも積もらせ資産運用

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株やポイ活などの資産運用で地道に収益をあげ,将来のセカンドライフ(またはセミリタイア)に対応できる資産形成を夢見て生きる四十雀夫婦の物語です。また、皆様の生活のお役に立つようなお得話(?)も書く予定です。

競売物件の活用を考察してみました・その4

 こんにちは,四十雀です。

 さて,少し前に何回かご紹介いたしました競売に関する話,久しぶりに続きのご紹介をしたいと思います。

sizyuukara-1979.hatenadiary.com


 本当は,大分原稿は書いていたのですが,すっかりUPするのを忘れておりました・・・まぁ,ゆる~くお付き合いくださいませ。

 さて,話を戻しますと,今回の競売に関する話ですが,「不動産の種類」という点をテーマに,かいつまんでご説明していきたいと思います。

 このテーマ,実は以前ご説明しました「競売になる対象とは何?」に近い話のような気もしますが,まぁ,その辺りは浅学菲才の私が書くかいつまんだ話ですので,適当に流して見ていただけますと幸いです。

sizyuukara-1979.hatenadiary.com


 まず,この「競売になる対象とは何?」に書きましたとおり,競売になる対象は色々とあるのですが,恐らく殆どの場合,不動産である「土地」,「建物」がその対象ですし,また,この2つ以外,我々一般人が欲することはまずないのではないかと思います。

 ところで,この不動産における「土地」,「建物」という区分,大きな区分であり,そこからさらに,細かい区分というか情報が色々とあります。

 そして,その情報が書かれているものが,法務局で取得できる「不動産登記事項証明書」になります。

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 さて,この不動産登記事項証明書,どのような事項が書かれているか・・・という点については,また別稿にてご説明する予定でおります(決して,ネタの出し惜しみをしている訳ではありません・・・。)が,この不動産登記事項証明書を見ると,不動産,土地や建物に,様々な種類(土地の場合「地目」,建物の場合「種類」)があることが分かるかと思います。

 

 具体的に列挙してみますと,


ⅰ土地の場合(地目)
 田,畑,宅地,山林,学校用地,鉄道用地,鉱泉地,牧場,原野,墓地,公衆用道路,公図,雑種地etc

ⅱ建物の場合(種類)
 居宅,店舗,共同住宅,事務所,旅館,料理店,工場,倉庫,車庫,校舎,病院,公会堂etc

 と言ったように,事細かく定められていることが分かります。

 裁判所がオープンにしている競売物件の情報には,「物件目録」という,売りに出ている不動産の情報が必ず出ていますが,この目録には,ざっくりと「土地」とか「建物」とか書かれて売りに出ている訳ではありません。

 きちんと,地目や種類,面積など,事細かく書かれています(と,言いますか,目録に書かれている内容は,基本的に不動産登記事項証明書に書かれている内容がベースとなっています。)。

 そこで,競売物件を買うか検討するに当たっては,この目録を見て,自分の欲する地目・種類のものか,確認することが重要かと思いますので,参考にしてみてください。

 今回のご説明の内容は以上のとおりとなります。