ちょっと気になる昨今の不動産関係(雑日記・令和3年12月)
こんにちは,四十雀です。
さて,私事ですが,我が家は本年5月に何とか新居を建てることができました(まぁ,その結果,「住宅ローン」という名の重荷を背負う日々でありますが。)。
ところで,新居を建てる以前,平成31年~令和3年までの間,我が家は福島県と宮城県を流れる阿武隈川近く(徒歩1分)圏内に住んでおりまして,令和元年に発生した台風19号では,奇跡的に被害は受けないまでも,ただ本当にその周囲はかなり甚大な被害を受けたのを記憶しています。
洪水後に調べたところによると,私が住んでいた地区,阿武隈川から近いこともあり当然ながらハザードマップで浸水想定地区になっており,よくもまぁ浸水しなかったものだと胸をなでおろすとともに,新居に引っ越すまでの間,また大規模な台風が来ないか冷や冷やしたものです(少なくとも車が浸水するのだけは嫌でしたので。)。
ところで,そんな浸水のリスクの高い地域である,私が元住んでいた場所なのですが・・・とても不思議なことに,令和元年台風19号の後,建売住宅が結構できはじめ,しかも入居する人がいたのです(驚くことに,その建売住宅は私の住んでいたアパートよりも阿武隈川沿いでした。)。
令和元年台風19号の際浸水しなかったから,ということもあるのでしょうが・・・しかし,あそこまで阿武隈川に近いのに,よく住めるな・・・と少々感心したものです。
そして,その現状は,この記事を見て納得しました。
ぶっちゃけ,ハザードマップにかかろうが何をしようが,不動産取引的には値下がりしていないのですね・・・私が住んでいた場所は駅から結構近いという場所だったこともあり,確かに水害さえなければ住みやすい場所でしたし。
しかし,正直なところ,この場所で水害が起きない保証はない(令和元年台風19号以上の台風が発生しない保証はない。)ですからね・・・正直,建売住宅を買われた人は度胸があるものだと感心いたします。
ただ,あの水害を実際に目の当たりにし,かつ,被害は受けていないものの,十分すぎるほど感じた心理的不安を考えれば,やはりハザードマップ内にある不動産を買うのはリスクが高いのでは,と感じます。
老婆心ながら,不動産を買う方は十分留意してもらいたいものですね。