不必要な輸出制限をしないで,と言うものの(雑日記・令和4年6月)
こんにちは,四十雀です。
さて,本年(令和4年)2月に一方的に始まった某大国による軍事侵攻作戦,未だ継続しておりますね。
現在の世界において,第二次世界大戦以前のような話が起きるとは全く思っておらず,ただ一刻も早い終結を祈るばかりです。
ところで,この軍事侵攻作戦の余波は各国にも本当に広がっておりますよね。
私が常日頃懸念する「食糧危機」もその一つ。
そのため・・・。
NHKのニュースより。
WTO(世界貿易機構)が,食料輸出国に対し,「不必要な食糧輸出の制限をしない」ことで議論を進展させているのだそうです。
しかし,思いますにこれはそもそも,「食糧を他国からの輸入に依存している」現状がおかしいのでは? と常々考えてしまいます。
そして,有事の際にはその食糧輸出国の匙加減いかんによっては干される可能性もある,という弱い立場にいるということも露呈いたしました。
よく考えてみると,実は江戸時代までの日本,鎖国の影響もありますが,基本食料にせよ経済にせよ,ほぼ全て国内の産業で賄えていたんですよね・・・(多分食料の輸入が増えたのは第二次世界大戦後の話ですかね?)。
私は経済やら政治の専門家ではないため,「何となく」程度の話・提言しかできない立場であり,そんな人間が言うのもアレかも知れませんが,やはりまず,国内における食糧自給率を高めなければならないと常々思います。
また,単に食料自給率を高めるだけでは駄目であり,その上で「食品ロス」をいかに防ぐか,そこが論点ではないでしょうか。
思うに,現在の世の中にはコンビニやファミレスなど色々ありますが,それらのお店では年間どの程度の食品ロスが出ているのでしょうか・・・?
もちろん,コンビニやファミレスがあることにより生活が豊かになった面は理解できますが,それに伴い無駄も出て来たのも事実。
豊かさ・便利さを追うだけではなく,たまにはふと立ち止まり昔の様式を思い出すことも大事と思いますが・・・。
競馬で破産の違和感(雑日記・令和4年6月)
こんにちは,四十雀です。
さて,少し前まで,本ブログにおいて「素人が競売のG1レースを買ってどこまで儲けられるか。」を実証すべく,勝ち馬投票券を買ったりしていた時期がありました。
して,現在は・・・? と言いますと・・・。
はい,全く勝ち馬投票券を買っていません(笑)
いや~,正直,予想するのが面倒になってしまいまして・・・。
なんでしょう,毎週土日,勝ち馬投票券を買う方って,ホントすごいなって思います。
ところで,競馬と言えば,最近こんな記事がネット上でにぎわっていますよね。
勝負師芸人のインスタントジョンソン・じゃいさんが何やら税務署から巨額な追徴課税を請求され,破産したのだとか。
このニュースを見て疑問に思ったことが二つほどあります。
まず,今回追徴課税されたことについて。
ちょっとこの手の課税関係について私は知識が疎く,感覚的にしか物事を言えませんが,「制度」として現在運用されているのであれば,それがいかに「おかしく」感じられたとしても,そこは遵守しなければならないと思うんですよね・・・(悪法であっても,一応通用しているルールな訳ですし。)。
「おかしい」制度だから破って言い訳ではなく,その制度を何らかの方法で「変更」する,そのプロセスを経ることが大事なのだと思います。
ただ,いかんせん現実問題として,そういう「プロセス」の仕方が分からない・そもそもない? のが現在の実情。
なんかもう少し国民の声を反映してもらいたいものですけどね・・・。
そしもう一つ疑問に思ったのは,このじゃいさんが「破産」したと述べていたこと。
まぁ,これはじゃいさんが別のニュースで「破産」というのは法的な意味で言ったのではないと,法的な破産はしていない旨説明はしておりました。
破産は支払不能や債務超過になった人が裁判所に破産の申立てをし,自分の持っている財産を換価して全債権者に分配する手続です。
また,よく,破産すれば借金がチャラになると思われがちですが,破産手続終了後,借金をチャラにするかどうかの判断「免責」が認められて初めて借金がなくなります(破産と免責は別の手続)。
そして,税金って免責の対象にはならないので・・・ニュースを見ていて「破産」する意味があるのかな~・・・と思っておりました。
余談ですが,免責が許可されるかどうか判断するに当たり,財産を浪費や賭博などで減少させた場合には免責が許可されない場合があるそうなのでご注意を。
とりとめのないブログになってしまいましたが,競馬で財を築こうとするのにも色々とリスクがありそう,そこは皆様,よく制度を調べて余力の範囲でされることをお勧めいたします。