副業考(その15・令和3年8月)
こんにちは,四十雀です。
さて,令和3年8月18日,つまり,本ブログUP日の前日のことなのですが,日本テレビ系の夜のニュース番組を見ていたところ,次のような内容の放送がありました。
コロナ禍の現在,東京都では密を避けるため,畑をシェアするのに人気があるのだそうです。
へ~,そんなに人気があるのですか・・・実際,関東圏に住む知人も,「畑でもやりたいな~。」なんて言っていたことがありますが,私のように田舎に住み,かつ,家庭菜園をやっている身としては意外な事実です。
でも,これ,都会だけでなく,地方都市でも一つの副業になりそうな気がしてきました,無論,畑のレンタル,という趣旨です。
上記YouTubeだと,場所によるらしいですが,入会金約1万円,月額7000円徴収しているそうですが,田舎なら月額5000円くらいでやっていけないかな,とか・・・ちょっと淡い期待を胸に抱いています。
なんせ,我が家の場合,祖父伝来の土地(地目は畑ではなく宅地や雑種地ですが,現況は畑になっている土地)が実際ありますし,高齢化したらもてあますくらいの広さの土地ですからね・・・そんな土地(畑)を,家族持ちの若い世代をターゲットに,畑のレンタルを副業にする・・・という構想を温めておくのも良いのかも知れません。
ちなみに,それなら今のうちから土地(畑)を買ってビジネスに・・・なんて思う方,いるかも知れませんが,実は,それは結構ハードルが高い話です。
と,言うのも,実は「畑」という地目で登記がされている土地を買うには,各市町村に置かれている農業委員会の許可が必要となる可能性があるからです。
これは,田や畑と言った「農地」の数が減らないよう,農地を買うには農業従事者でなければならないとされているためです(また,田や畑を他の地目(宅地)にするのもNG)。
逆に,普通に取引で買える宅地や雑種地を畑にするのも可能ですが,なんだかそれはもったいないし,畑や田に比べて確か税金が高い・・・みたいです(その辺りの細かい事情は私もあまり精通していません。)。
つまり,新規で参入するにはちょっとめんどくさい話ではあるんですよね(なお,私のように,「相続」という形なら,農業従事者でなくても農地の取得は可能です。ただ,相続した後手放すのが面倒になりますが・・・。)。
でも,うまく活用すれば一つの副業になる可能性がある(自分が栽培した野菜を売るより効率よいかも。),そんな畑レンタルの話でありました。