カスミソウ販売で考える収益の可能性(雑日記・令和3年8月)
こんにちは,四十雀です。
さて,私は東北地方の一県,福島県に在住しているのですが,それに関係した,こんな記事を見つけました。
福島県内にて,やはり本件にある大沼郡昭和村で生産されたカスミソウの販売が始まった,というもの。
実はこのカスミソウ,なかなかユニークな方法で栽培されているんですよね・・・。
そもそも,この昭和村という場所,いわゆる南会津・・・というか奥会津地方にある村で,人口約1200人,高齢化率が60%に手が届く場所です。
村を走る電車はなく,公共交通機関はバスを使うしかありません。そして県内でも有数の豪雪地帯・・・と,色々と大変な場所であることがよく分かるかと思います。
ただ,そんな逆境にある昭和村ですが,冬場に降り積もる豪雪をうまく利用しているんですよね・・・その雪を雪室に保管し,それをカスミソウの低温管理用に利用し,結果,夏秋期においては日本一のカスミソウ出荷量を誇っているのだとか。
・・・以前,何かのテレビ番組で見た記憶がありますが,昭和村のカスミソウ生産者さん,かなり儲かっているそうで,農閑期(確か冬だったような。)には毎年海外旅行に行くレベルなのだと・・・。
過疎化が進み,ちょっと失礼な言い方ですが,かなり辺鄙な場所の昭和村,でも,そこで過酷な環境をうまく生かし,良い生活を送る・・・という話,ちょっと憧れてしまいますね。